NEWSニュース
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このたび、東京ヴェルディ株式会社は学校法人国士舘と『スポーツ連携協定』を締結しましたので、お知らせいたします。
本協定では、相互の連携・協力を通じて、学生教育および研究ならびに地域スポーツクラブの発展を図り、持続可能なまちづくりおよび地域活性化への貢献ならびに両者の発展に資することを目的に、知的資源、人的資源および物的資源の相互利活用を促進していきます。
J1リーグに復帰した2024シーズン、多くの皆さまにご来場いただけるということもあり、東京ヴェルディが主催、または主管する試合(全23試合)において、国士舘大学に所属する医師や救急救命士、スポーツファーストレスポンダー(SFR)資格(詳細は以下参照)を有する学生などで構成される『メディカルサポートチーム』を派遣いただき、観客・大会関係者などの救護活動を行っていただいておりました。
2025シーズンにおいても引き続き活動を行っていただいており、このたびの『スポーツ連携協定』締結により、関係性をさらに強固なものとし、今後は救護活動だけではなく、AEDの啓発や救急救命講習の実施など、さまざまな取り組みをともに行っていく予定です。
すでにスタジアムでファーストレスポンダーの活動の様子を目にされている方も多くいらっしゃると思いますが、万が一スタジアムで体調不良になられてしまった場合、またご自身でなくとも体調不良の方を発見された場合は、ファーストレスポンダーの皆さん、またはお近くのスタッフに遠慮なくお声がけください。
東京ヴェルディは本協定を締結することで、スポーツファーストレスポンダーをはじめとした『メディカルサポートチーム』と連携し、スタジアムコンセプトである『みんながたのしいスタジアム』を目指してまいります。
■国士舘大学メディカルサポートチームの活動について
国士舘大学では、医師・救急救命士・アスレティックトレーナーの資格を有する教員および救急救命士を目指す学生、同大学独自資格であるスポーツファーストレスポンダー(SFR)の資格を有する学生から構成されるメディカルサポートチームを組織しています。同サポートチームは、観客の方々が安心してチームを応援できるような救護体制を構築しており、サッカーやバスケットボール、ラグビーなど過去 3 年にわたりサポート実績があります。会場では、チームの方々と連携し、体調不良者の早期発見・適切な応急手当を行っており、各スポーツ大会の『安心・安全』な大会運営に貢献しています。
▼国士舘大学メディカルサポートチームの皆さん
■スポーツファーストレスポンダーとは
ファーストレスポンダーとは、急病や事故に直面した際に最初に救急処置を行うことができる人のことを指します。その中でも、スポーツ競技の試合や部活動において選手に発生した急性の疾病・外傷に対し、医療従事者、救急隊に引き継ぐまでの初期対応・応急手当てを行う人のことをスポーツファーストレスポンダー(SFR)と呼びます。国士舘大学では、SFRを認定資格として定め、スポーツ協議会指定クラブの指導者・部員を対象に講習会を開催するなどその養成に取り組んでいます。講習会では、ファーストエイドの重要性や救急対応時に必要な止血法など、実践を交えた講義が行われ、受講後にはSFRとして即時活躍できる体制が整っています。SFRは、サッカーやバスケットボール、ラグビーなど多くのスポーツ現場に待機し、選手のスポーツ傷害や観客の熱中症などに対応するなど、安心・安全なスポーツ現場の構築へ重要な役割を担っています。
スポーツファーストレスポンダー(SFR)講習会の様子はこちら