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2025.07.19 トップ

城福監督 試合前囲み取材 J1リーグ第24節 FC町田ゼルビア

明日(7/20)のFC町田ゼルビア戦に向けて、城福監督が7/18にメディアの取材に応じました。そのダイジェストをお届けします。

―マテウス選手の東京V GK リーグ戦歴代最多出場更新が迫っていますが、彼について聞かせてください。

僕が就任したときは、彼は実はベンチにも入れない試合もあって、第3・第4ゴールキーパーのポジションにいました。彼が出場していたときの試合を見返すと、彼のサッカー理解とポテンシャルに注目していたので、就任したときに自分の判断で彼を先発に起用しました。もちろん他のスタッフは変わっていないので、僕が決断しなければそうならなかったのですが、それ(起用)に応えてくれたというか自分のプレーのアベレージを示し続けたことと、もう一つはセットプレーで少し緩いプレーがあったりしたら味方を引き締めるようなリーダーシップを発揮してくれているので、今となっては外せない、替えの利かないような選手になっていると思います。このチームはもっと繋ぎたいとなったら、ポジションの工夫であったり、そういうことも彼は理解をして取り組んでくれているので、年齢に関わらず向上心もある、非常に若い選手にとっても模範となる選手だと思います。

―副キャプテンを任せていますが、彼が力を発揮できるようなマネジメントは意識されていますか?
このチームに何年いるかは大事なことでありますが、自分の中では誰にでも物を言える、試合前後で、いいものはいい、悪いものは悪いと誰に向かっても言えます。なかなか今の時代はそういうリーダーシップを発揮できる選手はいないので、言葉の問題はあるにせよ、彼が今鼓舞しているのか、怒っているのかは誰しもわかることなので、そういうチームの持って生き方は僕と感覚が似ているので、そういう意味でもチームマネジメントの一端を担ってくれていると思っているので、副キャプテンを任せています。


天皇杯・3回戦で得点を奪った染野唯月選手が攻守で力を発揮してきているように思いますが、監督の評価を教えてください。

大事なことは彼がしばらく先発を外れて途中出場が長くなったときに、それが1枚目の交代でないときも多々あったと思いますし、時には5枚目のときも僕の記憶ではあったと思いますが、その与えられた時間でチームが要求していることをまずやる、ということをやり続けたことが大きいと思います。ストライカーで途中出場すれば、点を取れば評価が上がるだろう。そういう思考になることがよくあることだと思いますが、まずはチームで要求されることをやって、次の時間を獲得していく。彼がこの思考でプレーしてくれたことが一番大きいことです。
二番目が、誰しもみんな練習時間以外のところでも努力をしていることは承知していますが、僕が彼本人にも、全員の前でも課題を突き付けた時に、いろいろな思いを持ってここ数ヶ月のなかで、月単位でいえば、選手の中で一番か二番目に早く来て、それで自分の課題と向き合ってやり続けている。それも一日二日、今週やったから、来週やったからではないです。自分がどこを目指して、どうなりたいか、ということを考えたときに、彼が取り組み続けていることが大事です。僕はプロセスだけではなく、それが結果として表れたときに評価をするのですが、5分の時間を10分にしていくために、チームに要求されることをやり続ける姿勢と日々の継続した努力。この二つが今の彼の成長を後押ししていると思いますので、これは続けてほしいですし、彼が今後どういう立ち位置でプレーするかはわかりませんが、今が伸び時のメンタリティ・マインドにあるだろうと思っています。


前回対戦も踏まえ、次節の町田戦ではより攻守の切り替えのところが大事になってくると思いますが、勝敗を分けるポイントを教えてください。

シーズン最初の町田はいろいろなものをもっとトータルで表現しようとしていたと思いますが、町田も最初苦しい思いをして、あの豪華なメンバーのなかで我々の強みは何なのかを研ぎ澄ましてきていると思います。アウェイで戦ったときとは様変わりした町田だと思います。切り替えのところはさらに町田の強みなので、アウェイでやれたからという感じで試合に入ったらとんでもないことになると思っています。

▼Next Home Game
明治安田J1リーグ 第24節
7月20日(日)18:00キックオフ
味の素スタジアム
東京ヴェルディ vs FC町田ゼルビア
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