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明日(8/9)の横浜F・マリノス戦に向けて、城福監督が8/7にメディアの取材に応じました。そのダイジェストをお届けします。
―横浜FM戦に向けて取り組んできたことを教えてください。
ここ1ヶ月の数試合で自分たちに手応えがあって、三角形のへそと頂点をより意識できるようになってからビルドアップの意識が高まっています。数字としてはわかりませんが、ここ4~5試合はパスの本数やポゼッション率といったデジタルなデータだけではなくて、外回りではなく中を使いながら自分たちの時間を作っていく。そこから切り替えてハンティングしていくことがどの相手にもできているという手応えがあります。まずここをもっと研ぎ澄ますこと。
あとは点を取るためにゴール前のスペースに置くボールなのか足元に強く入れるボールなのか、それに対してゴールに向かうトラップができるのかといったところの技術の向上もそうですが、意識の統一をやってきました。
期間が空けば攻撃のところにフォーカスしやすいので取り組んできましたが、自分たちが失ってはいけない部分は守備なので、そこはここ数日で我々が一番何を大切にしているかも置き去りにならないようにもう一度しっかり思い出して、得点は取りたいけれども取れなくても失点をしない。それは何故なのかを最後の最後までみんなで取り組みたいと思います。
―新加入選手も加わり、実戦形式なども経て、競争が激しくなりそうです。
新しい選手も入ったので、レギュラーの選手も含めて、できるだけ長い時間の練習試合を行い、試合をする感覚を空かないようにしたかったですし、ゲームの時間が足りない選手はそれを補填できる期間だったと思いますので、そこを意識しました。
―谷口選手は「自分が引っ張っていかないといけない」と話していました。そういった選手の変化を感じますか?
我々スタッフもそうですし選手もですが、このチームも外からみたら一見ネガティブな現象に捉えられることはあります。特にこのチームはたくさんそういうポイントがありましたが、そういう時にこそエネルギーに変えて、変化のトリガーにすることをやってきています。選手が誰かが移籍したから戦えなくなったとは言わせないつもりでやってくれていると思いますし、むしろ外からネガティブと思われることが多いところがこのチームのストロングかなと思っています。